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イロイロなジャンルをその時の気分で綴っています。
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りょう
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2013年4月から札幌に赴任してきました。
多趣味というよりたぶん飽き性ですね。コーヒー、紅茶、中国茶、文房具、万年筆、オカリナ、ウクレレ、ギター、、、などなどアンテナがいろんな方向に向いています。

アンテナにひっかかりそうなもの。
お茶、紅茶、中国茶、ジャズ、クラシック、ピアノ、バイオリン、オカリナ、お香、歌舞伎、日本舞踊、清元、長唄、コーヒー、Mac、Apple製品、自転車、文房具、モレスキン、万年筆、鉛筆、キリスト教、聖公会

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クリップ付き封筒

 昨日の「マニラフォルダ」に引き続き、アメリカンな文房具の紹介です。

 今回は、留め金付封筒(clasp envelope)。

 これもどこかでみたことがあるかもしれませんが、日本ではなかなか目にすることのない封筒ではないでしょうか。

 特徴は、材質がクラフト紙もしくはマニラ麻。大きさは日本の封筒と同様でいろいろありますが、今回購入したのは、レターサイズの用紙が入るしっかりめのクラフト紙、9インチ×12インチ(約22.86cm×約30.48cm)という大きさのものです。A4用紙もちゃんと収まります。A4用紙は、21.0cm×29.7cmなのでちょうどいいくらい。

 利用シーンとしては、書類の郵送や、手渡しの時に主に使っています。
 郵送の時はベロをのり付けしてからクリップでも留めて、英数字だけで作ったゴム印を封筒の隅に押します。
 手渡しの時は、クリップだけ留めてます。

 A4サイズが入る日本の規格の封筒としては、角2封筒というものがありますが、一般的に紙はやや薄く、ベロの部分もありきたりでイマイチ個性がないと思うのです。

 その点、この封筒は雰囲気があります。アメリカンなチープさも味のうちというやつです。

 大きな会社で対外的に使用するには無理があるかもしれませんが、日本では珍しいデザインのためか相手先でも封筒が目立つと言われました。個人的に興味をしめしてくれるかたもいて、たまに数枚差し上げたりすることも。

 しかし、実際には正式な書類や、大事な契約書などの時に茶封筒を使うのに気が引けて、別に用意してある上質紙の角2封筒を使ったりもしていますが・・・。

 写真の商品は、アメリカのオフィスデポ(商品紹介ページ)で購入したもので、1箱100枚入りで$6.29でした。日本円にすると1枚約7円程度ですね。マニラフォルダ同様ガシガシ使えます。

clasp_envelope02.jpg

留め具をはめるベロの穴には補強がしてあります。
この封筒のベロには糊もついてますが粘着力は、日本製より劣ります。しっかり接着したいときは別に糊をつかいましょう。

clasp_envelope03.jpg

留め具部分拡大。

clasp_envelope04.jpg
左は、レターサイズの用紙との比較。右はA4用紙との比較です。
どちらの用紙にも使えます。

 蛇足ですが、アメリカに旅行・滞在したときに、この茶封筒に悩まされた経験があります。

 友人から、"Can you pass me a yellow envelope?(黄色い封筒とってくれる?)"と聞かれたんですがどこにも黄色い封筒なんてないんですよね。どこ?って聞くと、そこにあるじゃん。って言われる始末。で、これからな?と思って茶封筒をとって確認すると、これでいいらしい。そのときは、茶封筒のことを、"Yellow Envelope"というんだ。。。と理解してたんだけど、数日後にまた出来事が。

 今度は、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらうようにお願いしたときのこと。5分くらいで"yellow colored taxi"が到着するから、ロビーで待っててくださいと言われたので待ってたけど、それらしいタクシーが10分経ってもみえず。ややしばらくすると、タクシーの運転手がホテルに入ってきてなにやらフロントのひとと話してて僕のほうを指さすんですよ。するとホテルの人が、タクシーがとっくに着いてるけど乗らないのか?と言われて驚きました。だって、タクシーのボディーの色が思いっきり「茶色」なんだもん。

 後日友人に茶封筒の件とタクシーの件を聞いてみると、なんとも、日本人とアメリカ人の色彩感覚の違いが原因だったよう。日本人の「黄色」といえばレモンのような色を思い浮かべるけど、アメリカ人は、レモンカラーはもちろん、ベージュ、薄茶、ひいては茶色までが「イエロー」のカテゴリーらしいのです。日本人の子どもが書く太陽の色は国際的にも珍しい「赤」だとは知ってたけど、「イエロー」については初体験。そういえば、日本人はイエローモンキーなんても言われてたな、、、なんてことも思い出してみたり。色は奥が深いです。。。
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マニラフォルダー

 今日はマニラフォルダ(Manila Folder)の紹介です。

 このカタチ、どこかで見たことはありませんか?
 実はウィンドウズのフォルダは、このマニラフォルダが元のデザインなんです。
 Windows Folder



 日本の文房具店や事務用品店では「個別フォルダ」と呼ばれています。

 僕がこのマニラフォルダを使い始めたのは、21歳の時。かれこれ15年くらい前ですね。アメリカ・ボストンに旅行に行ったとき、事務用品店でふとみかけて、その手触りやシンプルさに惹かれて購入したのが始まりです。

 リーガルパッドの記事でも少し書きましたけど、アメリカの用紙サイズって日本やヨーロッパの規格と少し違って、レターサイズとかリーガルサイズってのがビジネスや公文書に使われています。

 このマニラフォルダも、サイズはレターサイズ。でも、A4用紙がぴったり収まってくれます。

 さて、「マニラフォルダ」っていったい何なんでしょうね。日本ではほとんど知られてませんが、アメリカ圏ではよく使われているようです。

 まずは、マニラフォルダについてその意味や特徴を。

 最初に、「マニラ」という言葉ですが、すぐ思い出すのがフィリピンの「マニラ」ではないでしょうか。実際その通りで、マニラとはフィリピンが原産の「マニラ麻」のことなのです。詳しくは、Wikipediaもご覧ください。

 マニラ麻はとても強靱な繊維で、耐水性、耐光性にも優れた材質で、この繊維を材料にしているマニラフォルダも、日本でよくみかける紙製の個別フォルダとは違い、薄いのにコシと張りがあり、しなやかで折れにくく、軽量でしかも安価です。これがなんとも不思議で魅力のあるところ。マニラ繊維ならではと思います。

 使い方というか用途は個別フォルダと同じですね。プロジェクトごとにフォルダにタイトルをつけて、そのなかに資料やメモを放り込みます。僕は仕事以外にも、病院の領収書・薬の説明文、給与明細、保険・年金書類、犬の血統書・ワクチン接種書類などなど、せいぜい仕事用と個人用にファイルボックスを使い分けるくらいで、とにかくフォルダに分類してぶちこんで、A4サイズのファイルボックスに適当にいれておきます。単純ですけど、タブで書類やデータを探しやすいですし、かさばらず、取り出しやすく整理できます。フォルダ1つあたりの原価は購入にかかる諸費用を別にするとわずか7円程度ですので、ガシガシ使っていきます。使わなくなったら、タブにシールを貼り直したり、消しゴムで消して再利用。

 これまでは、日本の海外事務用品取扱店である、オフィスデポや、ロケットシップなどで購入できていましたが、オフィスデポでは2008年8月現在で取扱中止/再開未定、ロケットシップでは2008年4月からアメリカからの輸入中断という状況です。日本国内で買おうとすると、関東を中心に展開しているホームセンター・ジョイフル本田で買うしかありません。

 マニラフォルダーは国内ではマイナーな事務用品ですが根強いファンも多く、簡単に購入できなくなったことは非常に残念です。

 かくいう僕も、そろそろ手持ちが少なくなってきたので補充したいと思い、住んでいるところが札幌ということもあってジョイフル本田には行けず、いろいろと探したのですがやはり国内での購入はまず無理と判断しました。

 そこで、今回はアメリカから個人輸入で購入しました。マニラフォルダは150枚入り1箱で$8.99。どうせなので2箱購入。また、ついでにこれも日本では今買えない留め具付封筒、100枚入り1箱$6.29。(近いうちにUPします)も購入。その他に、輸入代行手数料と日本までの送料などがかかり、総額では約¥16,500-ほどに。こだわりがなければあきらめたいほどの諸経費のかかりようです。早く日本でも販売を再開してほしいものです。

 商品参考→アメリカ・オフィスデポでのマニラフォルダー

 現状では購入方法が限定される残念な商品ですが、その魅力と使いやすさを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

 少し写真をまじえてさらに紹介させてください。

マニラフォルダー 箱と中身

届いた箱を開けた状態です。これには150枚びっちり入ってました。

マニラフォルダー 3種類のタブ位置

タブはたいてい3つに分かれています。左、中央、右とそれぞれ1/3くらいずつの幅です。

マニラフォルダー 厚さ調節用3本ライン

二つ折りになっているマニラフォルダーの下部には、中に入る書類の厚さに合わせて厚みが調節出来るように1/4インチ間隔で3本のラインが入っています。最大で3/4インチ(約1.9cm)の厚さに対応できます。

マニラフォルダー 開いたところ

マニラフォルダーを開いたところです。とてもシンプルです。

マニラフォルダー メーカーロゴ

今回は、アメリカのオフィスデポから輸入しました。フォルダの内側にさりげなく印刷されています。

マニラフォルダー フォルダーボックス収納例

マニラフォルダの幅はA4サイズよりもすこし短いので、A4のファイルボックスに収納すると使いやすいです。もちろん、A4の書類が入っててもつっかかったりはしません。

 ざっとマニラフォルダーを紹介させていただきましたがいかがでしょうか。便利だと思うんですけどね。
 今のアメリカという国にはあまり魅力は感じないのですが、アメリカンな事務用品、特にこのマニラフォルダーやリーガルパッドにはとても惹かれています。

 さて、次回はまたまたアメリカンな事務用品である、留め具付封筒をご紹介します。
 これもマイナーなものですが、アメリカンなチープさがなんともいいのですよ。

 ではでは。


モレスキンポケット・プレーン  7月になって、4月から使っていたモレスキン(http://www.moleskine.co.jp/)を使い切ったので新しいものに変えました。

モレスキンの手帳はカレンダーや便利なリフィルがついているわけでもなく、最初のページから最後のページまでなにもなく同じ。

初めて手にしたときは、こんな手帳使えるのかな?と思ったけど、実際に使っていくうちに手放せなくなっちゃいました。

モレスキンに出会うまでは、何種類もの手帳を手にしてきたけど、結局どれも長続きせず。長続きしなかった大きな理由は、情報を分散させてしまったこと。だと思います。大きなくくりとして“手帳”に僕が求めるものは、カレンダー、Todo、メモ、日記、備忘録、アジェンダ(検討課題・行動計画)、アドレス帳、あと、GTDのInboxなど。結局なにもかもですね。

これでは情報の集約・一元化はとっても難しい。たぶん、これを紙媒体の手帳ですべてをこなすには、システム手帳のカスタマイズしかないと思います。でも今までの経験では、システム手帳は大きく、厚く、重たくなりすぎていつでもどこでも使うにはまさに“重たい”もの。

ここ数年、ネットやPCのツール周りで補えるものが出てきたので、普段必ず持ち歩く手帳は、モレスキンだけでよくなったというわけです。

モレスキン 表紙の裏 実際にモレスキンはどんな風に使っているかというと、表紙の裏には2枚目の写真のように、ポストイットを数枚貼っておき、最初の2ページを目次用にとっておいて、あとはページの隅に手書きでページ番号を書く。もうあとは自由。だいたいは、ページの左上に日付と曜日、時には天気なんかを書いて、その日にやること(ToDo)や予定を書いたら、あとはユビキタスキャプチャ(その日に起きたことを全部書いていく)していきます。とっておきたいレシートや、航空券・映画のチケットの半券なんかもベタベタ貼ったり。こうやっていくと、どんどんモレスキンが厚くなっていくけど、ゴムがついてるのでポケットに入れても鞄に入れても、保管してても平気です。使い倒す感じ。

モレスキン 裏表紙のポケット  モレスキンの手帳には、裏表紙にポケットがついてて、これがまた便利。僕はこの中に札を一枚とメモ用紙数枚、東京・近郊のJRと地下鉄路線図を印刷した物などを入れています。使っていくうちにどんどんふくらんできますけどね。





モレスキン 使用例

 また、カレンダーを手帳用のサイズに自分で印刷・製本したものを挟んでおきます。カレンダーと路線図は、モレスキンに固定されていないので、モレスキンを買い換えたときでもそのまま移行できるわけです。

モレスキンが今の僕にはベストチョイスなわけですが、モレスキンだけでは情報を管理しきれるわけもなく・・・。手帳は構造的な理由から、後から書かれた内容を入れ替えたり並び替えることはできないかわりに、時系列に情報を残すのは得意です。あと、ぱっと開いたときの目に入る情報量はPDAや電子手帳にはマネできません。

さて、ではモレスキンでは管理できない情報はどうしているのかというと、基本的にはPCでということになります。でも、いくらPCに情報を入れて管理しても持ち歩けないと意味が半減。そこで、PCの情報をネットも利用してさらに持ち出すためにiPod touchも使います。今使っているPCのソフトとツールは、Outlook2003、Gmail、Googleカレンダー、iPod touch。Outlook2003とGoogleカレンダーは、Googleのツール(Google Calender Sync)で自動で同期。iPod touchには、Outlook2003からのカレンダーと、アドレス帳が同期されます。こうすることで、PC、ネット、持ち歩き用のiPod touch、3つの環境で、予定とアドレス帳がいつもシンクロできるようになります。もっと詳しく書きたいけど、長くなりそうなので詳細は別な機会にするとして、さらにGmailは、FirefoxにGreasmonkeyのアドオンを入れ、GTDInboxのスクリプトを入れて、GmailをGTD管理ツールとして使います。GTDについてもまたいずれ。

こんな感じで、手帳とデジタルデバイスの共存と相乗効果を保ちつつ、持ち歩く時には手帳と携帯とiPod touchでバッチリな環境になります。今週にはiPhoneも発売されるので、たぶん携帯とiPod touchは不要になるかも・・・。そうなるとさらに身軽になれそう。

なんだかんだとずいぶん長文になってしまいましたが、僕のように分散しやすい情報の管理方法にモヤモヤを感じている人も多いのではないでしょうか。情報管理方法はまさに十人十色、方法も様々だと思いますが、なるべく単純に、少ない作業でできればいいですよね。少しでも興味をもってくれたり参考になれたら嬉しいです。

BIC オレンジ ミディアム 青 1.0mm おまけですが、文具好きの僕としてはモレスキンに使う筆記用具にも少しこだわりたいところ。今回は、BIC オレンジ・ミディアム 青1.0mmを組み合わせてみました。このボールペンは1本80円くらいとお手軽ですが、書き心地はヌラヌラで気持ちがいいです。1箱20本でまとめ買いしてます。モレスキンのゴムにはさんでもあまりかさばらないのも評価ポイント。ゲルインクのボールペンでは、前にも紹介しましたが、サラサクリップのペールブルーもいいですね、太さは0.5か0.7あたりで。万年筆なら、裏抜けしないインクと、手帳にあった太さの文字に注意しなくてはいけないので、インクはラミーのブルーか、プラチナのブルーブラック(ほとんど青色)がいいでしょうね。裏抜けしにくいです。ペン先はEかEFでしょうか。ラミー・サファリなんかはお手頃な値段で同メーカーのインクを使えて、書き味もなめらかなのでいいですね。モレスキンの紙色はややクリームがかっているので、僕はやはり青系のペンが合うと思うのです。

長文、失礼しました。

  • Moleskine Plain Notebook
  • Apple iPod touch 32GB MB376J/A
  • LAMY(ラミー) サファリ ブラック万年筆 L17 [極細 EF]
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