国内の音楽配信事業ではAppleとのライバル(?)関係にある、SME(Sony Music Entertainment)が、iTMSへの楽曲提供を年内を目処に行う予定で協議中である、とのこと。
iTMSは日本でのオープンに際して100万曲を用意したが、洋楽中心で邦楽の充実が課題だった。SMEは国内大手レーベルであると同時に楽曲配信ビジネスを行い、デジタル音楽分野ではユーザーフレンドリーとは言い難いDRM(Digital Rights Management[デジタル著作権管理])で殿様商売を続けてきた。
個人の推測では、SMEはiTMSに楽曲を提供したくはないというのが本音だと思うが、所属アーティストから出てくるであろう不満や、SMEが好むと好まざるとに関わらず浸透したApple型配信ビジネスとiPod文化にいつまでも距離を置くよりも、ビジネスの一部に取り込んだ方が得策だと判断したのではないだろうか。
さまざまな側面があるにせよ、iTMSへの邦楽充実度が上がるとすれば、単純に嬉しく、そしてありがたいことだと思う。
(記事風になってしまった・・・・・・)
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