さて、我が家のぬか床もだいぶ育ってくれているようですが、なにぶんいままでぬか漬けなんて漬けたことがないですから、はたしてこのままでいいのかどうかがちょっぴり不安でした。
もちろん、漬けた野菜がおいしく食べられれば、それが正解なのでしょうが、隣の芝生も気になります。
そこで、ここは本場の水なすのぬか漬けを食べてみようと思い、ネットでとりあえず、注文してみました。取り寄せたのは、
大阪の山本農園さんの水なすです。いろいろなお店が水なすを販売していますが、収穫後10分以内につけている、ということと、北海道までのクール料金を含む送料がお手頃でしたので、こちらに注文しました。
注文後、約5日ほどかかりましたが、無事に到着。さっそく試食&ぬか床チェックです。
封を切って袋から水なすを出してみると、なすの色は鮮やかなまま。袋に記載された原材料には硫酸第一鉄とありますので、これがなすの発色を助けているのでしょうね。
ぬかどこの柔らかさは、手にぬかみそをつかんで、静かに握ると水分がにじんでくる感じ。我が家のものとほぼ同じゆるさでした。においもやや酸味がある、ぬか床独特のもので、こちらも自分のとあまりかわらないように感じました。
ただ、違ったのがぬか床の色です。届いたぬか床には少し酒粕がはいっているせいか、やや白っぽく感じましたが、自分のはぬかを炒ったものを使ったためか少し色が濃く感じました。
ということで検証は終了です。自分のぬか床に少し安心しました。
肝心の水なすのお味の方はというと、大変おいしかったです。へたを切り、切り込みを入れて手で割いてみると、なすの中心部は白く、ほっくりとしてて甘さがあり、皮のしょっぱさと中の甘さが口の中でなすの個性が高まっていく感じでした。また注文したくなりました。
そうそう、今日からぬか床を冷蔵庫にいれてみました。だいぶぬか床も育ってきたのと、いままで一日2回、野菜を漬けていたのでさすがに食べきりにくくなってきたからです。手入れの回数も少し減らしてみても大丈夫そうなので、これから少しの間、冷蔵庫で漬けるのを続けてみようと思います。